恒星の一生シミュレーター
モデル仕様・代表値

バージョン 1.0 / 2026年7月28日

位置づけ:質量による恒星進化の違いを比較する教育用代表モデルです。研究用の恒星進化計算を置き換えるものではありません。数値は学習画面で読みやすい桁へ丸めています。

1. 想定条件

大質量星の注意:「8〜20太陽質量なら中性子星、より重い星ならブラックホール」という境界は固定的ではありません。本体では必ず「候補」と表示します。

2. 本体に収録した代表値

初期質量分類主系列光度
太陽=1
表面温度半径
太陽=1
代表寿命代表的な終末
0.1M型0.00082,800 K0.1314兆年理論上の白色矮星
0.3M型0.0123,400 K0.313,500億年理論上の白色矮星
0.5M/K型0.0553,800 K0.48650億年白色矮星
1G型15,772 K1110億年白色矮星
2A型189,000 K1.812億年白色矮星
5B型80017,000 K3.21億年白色矮星(境界側の代表)
10B型10,00025,000 K5.52,500万年超新星→中性子星候補
15B/O型35,00030,000 K6.51,200万年超新星→中性子星候補
25O型100,00038,000 K8.5700万年超新星→ブラックホール候補

寿命は「誕生から代表的な終末まで」の比較値です。主系列寿命だけを厳密に表すものではありません。

3. 時間と大きさの表現

100万年未満から14兆年までを同一画面で扱うため、時間軸は対数表示です。表示上の恒星半径も対数圧縮し、白色矮星・中性子星を操作画面で見失わない最小サイズを設けています。したがって、画面上の直径比は実寸比ではありません。

4. 進化段階の簡略化

各段階の表示時間は教育上の比較を成立させるために圧縮しています。特に超新星演出は実際の光度曲線を再現していません。

5. 色・内部構造・HR図

恒星色は表面温度に応じた低彩度の代表色です。肉眼・撮像機器・表示装置で見え方は変わります。内部構造は層の種類を示す模式図で、層厚の実寸比ではありません。HR図は温度2,500〜50,000 K、光度10-4〜106太陽光度の対数範囲へ表示します。

6. 参照資料

MISTの配布データを本体へ転載していません。公開されている恒星進化モデル群と教育資料を科学的な参照枠として用い、本体は独自の丸めた代表値と補間表示で構成しています。

7. 更新時の品質管理