【宇宙生活のリアル】宇宙食って美味しいの?トイレはどうする?一番気になるギモンに答えます!

宇宙旅行を想像したとき、壮大な景色や無重力体験に心が躍りますよね。でも、ふと我に返って、こんな素朴な疑問が浮かびませんか?

「宇宙にいる間、ごはんってどうするんだろう?」
「まさか、毎日栄養ドリンクだけとか…?」
「そして…一番聞きたいけど聞きにくい、トイレ問題!

そう、どんなに非日常な空間でも、人は食べて、そして出します。今回は、そんな宇宙生活の超リアルな一面、「食事」と「トイレ」の最新事情を、驚きの事実と共にご紹介します!

宇宙の食卓は意外と豪華!日本の「あの国民食」もメニューに!

「宇宙食」と聞くと、チューブに入ったペースト状のものを想像する方もいるかもしれません。しかし、それはもう大昔の話!現代の宇宙食は、驚くほど進化していて、私たちの地上の食事に負けないくらい多彩で美味しいんです。

どんな種類の宇宙食があるの?

国際宇宙ステーション(ISS)で食べられている宇宙食は、なんと200種類以上! 主に、こんなタイプに分かれています。

  • フリーズドライ食品
    お湯を注ぐだけで元通り!スクランブルエッグやシチューなど、温かい食事が楽しめます。
  • レトルト食品
    地上のレトルトパウチとほぼ同じ。お肉料理や魚料理など、食事のメインディッシュが揃っています。温めるだけで本格的な味に。
  • そのまま食べられる食品
    ナッツやクッキー、ドライフルーツなど。ちなみに、パンはパンくずが精密機械に入ると危険なため、代わりに**「トルティーヤ」**が大活躍!宇宙飛行士はトルティー-ヤに色々な具材を挟んで、オリジナルラップサンドを楽しんでいます。

驚きの事実①:宇宙で「ラーメン」や「サバ味噌」が食べられる!

日本の宇宙食開発もすごいんです!JAXAが「宇宙日本食」として認証したメニューは、なんと30種類以上。その中には…

  • 日清スペースカップヌードル(麺が飛び散らない特殊な工夫が!)
  • サバの味噌煮
  • レトルトカレー
  • ようかん

など、おなじみの味がズラリ。異国の地ならぬ「異星の地(?)」で日本の味を楽しめるなんて、宇宙飛行士にとっては最高の癒やしですよね。

驚きの事実②:塩コショウは「液体」!

無重力空間で、塩やコショウの粉を振ったらどうなるでしょう?…そう、大変なことになります。フワフワと舞い上がって、目や鼻に入ったり、精密機械を故障させたりする原因に。
そのため、宇宙では**塩は「塩水」、コショウは「油に溶かしたもの」**と、液体状のものが使われています。

最大の難関!?宇宙トイレの仕組みがハイテクすぎる

さて、いよいよ本題の「トイレ」です。無重力空間で、どうやって用を足すのか…?
その答えは、「掃除機のようなトイレで吸い込む」です!

宇宙トイレは、空気の流れ(気流)を利用して、排泄物を体から引き離し、タンクへと導きます。そして、「小」と「大」で使う道具と、その後の処理方法が全く違うんです。

【小】→ ろ過して「飲み水」にリサイクル!

  • 使い方:ホースの先についた「じょうご」を体にしっかり当てて、スイッチオン!すると、掃除機のように尿が吸い込まれていきます。
  • その後の処理:ここが驚きのポイント。吸引された尿は、ISS内の「水再生システム」へ送られます。そこで何重にもろ過・浄化され、なんと安全な飲料水に生まれ変わるのです!

そう、宇宙飛行士たちは、自分たちの尿をリサイクルした水を飲んでいるのです。これは、限られた資源を最大限に活用するための、究極のエコシステム。将来、月や火星へ行くためには不可欠な技術なんですよ。

【大】→ 真空乾燥させてゴミとしてポイ!

  • 使い方:こちらは便座に座りますが、穴は地上よりずっと小さく(直径約10cm!)、正確にお尻を合わせるのが至難の業。そのため、位置合わせ用のカメラがついているとか…。
  • その後の処理:吸引された便は、タンクの中で真空乾燥させられ、カチカチの状態になります。そして、いっぱいになったタンクは、役目を終えた補給船に積まれ、大気圏に再突入する際に一緒に燃やして処分されます。まさに、究極の「燃えるゴミ」ですね。

まとめ:宇宙生活は、究極の知恵と工夫の結晶

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驚きの事実液体塩コショウ、トルティーヤが大活躍尿は飲み水に。便は大気圏で燃やす。

宇宙での生活は、私たちが想像する以上に快適で、そして驚きに満ちていいます。
美味しい宇宙食で故郷を思い、ハイテクトイレで資源をリサイクルする。それは、無重力という特殊な環境を乗り越えるための、人類の知恵と工夫の結晶なのです。

次にあなたが宇宙のニュースを見るとき、宇宙飛行士たちのそんな「日常」にも、思いを馳せてみてはいかがでしょうか?きっと、宇宙がもっと身近に、そして面白く感じられるはずです!

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