WD 1856+534 b(WD 1856 b)に関するNASA公式画像科学的想像図 / NASA・ESA・CSA
STAGE 13 · CA6 · SURVIVOR OF A DEAD STAR
✦ 本当に実在する天体

死んだ星の生きのこり

実際の天体名 WD 1856+534 b(WD 1856 b)

恒星が死んだあとも、巨大惑星は残っていた。

太陽のような恒星が進化したあとに残る小さな「白色矮星」。そのまわりを、白色矮星より大きな惑星が約34時間で1周しています。

科学的想像図:NASA / ESA / CSA / Ralf Crawford(STScI), 2026(実際の写真ではありません) 原典 ↗
約80光年地球からの距離
約34時間この惑星の1年
約56%惑星が遮る恒星光
約126℃2026年の研究で推定した温度
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IS IT REAL?

こんな天体、本当にあるの?

恒星の終わりを生き延びた不思議な巨大惑星。2026年、JWSTは白色矮星の光を隠す現象から、その大気にメタンが含まれる兆候を見つけました。

NASAなどの観測資料で紹介する
本物の天体です
01 / REAL EVIDENCE

科学者が見つけた、本物の証拠。

これはゲームの画面ではありません。NASAなどが公開した画像や観測資料です。写真と想像図を区別しています。

● NASA SCIENTIFIC VISUALIZATION

巨大な惑星と小さな星を映像で比較

NASAの動画「Potential Giant World Circles a Tiny Star」で、異常な大きさの組み合わせを観察できます。

NASA公式動画を開く ↗
02 / INTERACTIVE SPACE LAB

この天体の世界を、動かしてみよう。

眺めるだけでは分からない不思議を、自分の手で体験。動く図は観測データの特徴に基づいた解説用の模式図です。

惑星が星の光を隠す瞬間を見ようTRANSIT / ILLUSTRATION
小さな白色矮星 ⇄ 大きな惑星
星の見かけの明るさ(図解用)
約44%
03 / BIG DISCOVERIES

研究でわかった、3つのすごいこと。

01
観測に基づく推定

惑星のほうが星より大きい

惑星は木星ほどの大きさ。主星の白色矮星は地球ほどで、惑星の直径は主星のおよそ7倍です。

02
実測

星の光を半分以上隠す

惑星が主星の前を通ると、光の約56%が遮られます。わずかな減光ではなく大きな変化です。

03
大気スペクトル

2026年、メタンらしい兆候

JWSTの透過スペクトルに、メタンなどの分子に対応する特徴が見つかりました。

04 / HOW SCIENTISTS KNOW

死んだ星を回る惑星を、どうして発見できた?

惑星が白色矮星の前を横切ると、主星の光が大きく減ります。TESSなどがこの変化を検出しました。2026年にはJWSTが光の波長による違いを調べ、メタンらしい兆候(約3σ)と惑星の温度を推定しました。2025年には約−87℃という別の推定もあり、研究間の差は調査中です。

STILL A MYSTERY

科学者も、まだ知らないこと

惑星が恒星の赤色巨星段階をどのように生き延びたかは大きな謎でした。2026年の研究は、遠い軌道で生き残ったのちに内側へ移動したという説明を有力視していますが、過去の姿を直接見たわけではありません。

DISCOVERY TIMELINE

発見と研究のものがたり

2020年

TESSなどの観測で発見を発表

2026.07.01

JWSTが大気・温度と生存の謎について新研究を発表

GAME × REALITY

ゲームと本物、
どこが違う?

足場や「死んだ星の上を走る」といった表現は創作です。白色矮星は活動をやめた固体惑星ではなく、核融合の主な燃料を使い終えた恒星の非常に高密度な残骸です。

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05 / DISCOVERY QUIZ

本当にわかったかな?
宇宙の発見クイズ

Q. WD 1856 bで、観測されている特に変わった現象は?
SOURCES & IMAGE CREDITS

もっと調べるなら、本物の研究資料へ。

2026年10月24日時点の主要資料に基づく。画像はNASA等が公開した観測画像・観測資料・科学的想像図です。外部配信画像が取得できない場合は代替イメージを表示します。図鑑の動く模式図は観測写真ではありません。