惑星のほうが星より大きい
惑星は木星ほどの大きさ。主星の白色矮星は地球ほどで、惑星の直径は主星のおよそ7倍です。
科学的想像図 / NASA・ESA・CSA恒星が死んだあとも、巨大惑星は残っていた。
太陽のような恒星が進化したあとに残る小さな「白色矮星」。そのまわりを、白色矮星より大きな惑星が約34時間で1周しています。
恒星の終わりを生き延びた不思議な巨大惑星。2026年、JWSTは白色矮星の光を隠す現象から、その大気にメタンが含まれる兆候を見つけました。
これはゲームの画面ではありません。NASAなどが公開した画像や観測資料です。写真と想像図を区別しています。
科学的想像図 / NASA左のガス惑星に対して、右の白色矮星はとても小さい。惑星と恒星の大きさが逆転したような世界。
出典:NASA / ESA / CSA / Ralf Crawford(STScI) NASA公式資料 ↗
観測データ図 / NASA光が隠された割合を波長ごとに測定。赤い帯はメタンに対応する特徴を示します。
出典:NASA / ESA / CSA / Joseph Olmsted(STScI) NASA公式資料 ↗
NASAの動画「Potential Giant World Circles a Tiny Star」で、異常な大きさの組み合わせを観察できます。
眺めるだけでは分からない不思議を、自分の手で体験。動く図は観測データの特徴に基づいた解説用の模式図です。
惑星は木星ほどの大きさ。主星の白色矮星は地球ほどで、惑星の直径は主星のおよそ7倍です。
惑星が主星の前を通ると、光の約56%が遮られます。わずかな減光ではなく大きな変化です。
JWSTの透過スペクトルに、メタンなどの分子に対応する特徴が見つかりました。
惑星が白色矮星の前を横切ると、主星の光が大きく減ります。TESSなどがこの変化を検出しました。2026年にはJWSTが光の波長による違いを調べ、メタンらしい兆候(約3σ)と惑星の温度を推定しました。2025年には約−87℃という別の推定もあり、研究間の差は調査中です。
惑星が恒星の赤色巨星段階をどのように生き延びたかは大きな謎でした。2026年の研究は、遠い軌道で生き残ったのちに内側へ移動したという説明を有力視していますが、過去の姿を直接見たわけではありません。
TESSなどの観測で発見を発表
JWSTが大気・温度と生存の謎について新研究を発表
足場や「死んだ星の上を走る」といった表現は創作です。白色矮星は活動をやめた固体惑星ではなく、核融合の主な燃料を使い終えた恒星の非常に高密度な残骸です。
コスモアスレチック6へ ↗2026年10月24日時点の主要資料に基づく。画像はNASA等が公開した観測画像・観測資料・科学的想像図です。外部配信画像が取得できない場合は代替イメージを表示します。図鑑の動く模式図は観測写真ではありません。