眠れる重いブラックホールの科学的想像図。出典は下に記載。
STAGE 14 · CA6 · 休眠する恒星質量ブラックホール
✦ 実際に発見・観測された天体

眠れる重い
ブラックホール

実際の天体名 Gaia BH3

見えないはずのブラックホールを、星の揺れで見つけた。

天の川銀河で見つかった非常に重い恒星質量ブラックホール。ESAのGaia衛星が「明るい伴星が不自然に揺れている」ことを確認し、ESOの望遠鏡などがその見えない相手の質量を確かめました。

科学的想像図:ESO/L. Calçada/Space Engine(実際の写真ではありません)
太陽の約33倍ブラックホールの質量
約2,000光年地球からの距離
2024年発見発表
伴星が揺れる見つけた手がかり
✦
IS THIS REAL?

この天体は、本当にある。

天の川銀河で見つかった非常に重い恒星質量ブラックホール。ESAのGaia衛星が「明るい伴星が不自然に揺れている」ことを確認し、ESOの望遠鏡などがその見えない相手の質量を確かめました。

科学者による研究で確認
実在する天体
01 / OBSERVATION & ARTWORK

これが、研究の手がかり。

実際の観測写真、公式の科学的想像図、宇宙旅行.jp制作の図を区別しています。画像の上を押すと公開元の資料を確認できます。

02 / INTERACTIVE EXPERIENCE

この天体だけの不思議を、動かしてみよう。

数字や観測結果を、見てわかる操作型の解説にしました。観測の実測グラフではなく模式図の場合は注記します。

恒星の「揺れ」を動かしてみようINTERACTIVE LAB
見えないブラックホール 遠い場所ではゆっくり/近い場所では速く 離心率 0.73 のモデル(実際の位置・時間は模式化)
光る恒星の軌道から、見えない相手を推定
03 / DISCOVERED FACTS

科学でわかった、3つの発見。

01
軌道から推定

太陽の約33倍の質量

恒星の進化から生まれたブラックホールとして、発見時に天の川銀河で最も重い例として報告されました。

02
観測状況

光が強く出ていない休眠状態

周囲の物質を激しく飲み込む明るいX線源としては発見されませんでした。

03
Gaia・地上観測

見えないものを星の揺れで発見

伴星の軌道から、見えない天体の質量が計算できます。

04 / HOW SCIENTISTS KNOW

黒い物体が見えないのに、なぜ質量がわかる?

ESAのGaia衛星が恒星の位置を何年も高精度で測定しました。目に見える星の周回運動をモデル化すると、その引力を生む見えない相手の質量が分かります。ブラックホール本体を直接撮影した結果ではありません。

STILL A MYSTERY

科学者も、まだわからないこと

ブラックホールの中や事象の地平線を直接撮影したわけではありません。周囲の物質の状態や起源には、さらに研究の余地があります。

FACT CHECK / SCIENCE

本物の天体を知る3つの手がかり

実在の天体

Gaia BH3

何で見つけた?

Gaia衛星による伴星の位置変化

研究資料

NASA・ESA・ESOや研究機関の原典を参照

GAME × SCIENCE

ゲームと本物、
どこが違う?

ゲームの吸い込みや足場の変形はデフォルメ表現。ブラックホールの巨大な重力そのものは本物ですが、挙動はゲーム用です。

ゲームでまた遊ぶ ↗
05 / DISCOVERY QUIZ

宇宙の発見クイズに挑戦!

Q. Gaia BH3が発見された直接の手がかりは?
SOURCES / SCIENTIFIC EVIDENCE

実際の研究資料を、見にいこう。

2026年10月24日時点の研究資料に基づく。画像は実写・公式想像図・独自模式図を区別。数値は観測の更新により変わる可能性があります。公式画像はオンライン配信で、取得できない場合は代替画像を表示します。