スペース・パースペクティブ(Space Perspective)|「Spaceship Neptune」の計画と最新状況【販売再開は未確認】
ロケットを使わず、高高度気球で成層圏へ上昇する「Spaceship Neptune」。旧会社が構想したのは、高度約30km・約6時間の眺望体験です。2025年7月にイオス・エックス・スペース(EOS-X Space)が事業資産を取得しましたが、新体制での予約受付・価格・商業運航日は確認できていません。
2026年10月14日確認時点で、旧公式ドメイン spaceperspective.com は「Launching Soon」と問い合わせフォームを表示しており、以前の旅行商品の説明・申込案内は見られません。また、旧予約ページと旧デポジット規約PDFは今回の確認環境では取得できませんでした。サイトが変更されたことは確認できますが、正式な販売再開・受付可能性は確認できていません。
2025年7月の取引は、旧Space Perspectiveの事業資産・技術・知的財産などの取得です。買収側の法律事務所による説明では、新会社は旧会社の顧客契約や予約データベース、既存債務を引き継ぎません。旧予約者のデポジットが返金されるかは個別の契約・清算手続き等によるため、このページから保証できません。
新たな動き:EOS-Xは2026年3月に米国拠点の再編・将来のIPO構想を説明し、5月にはシリーズDで1億4,000万ドルの資金調達を完了したと発表しました。投資家の詳細は報道上公表されておらず、当サイトは資金の入金や調達完了を独立に検証していません。この発表はSpaceship Neptuneの運航再開を意味しません。
※ 「確認できない」は、事象が存在しないと断定するものではありません。契約や支払いの判断は、新体制の契約主体・公式規約・独立した確認資料を必ず照合してください。買収元についてはEOS-X Spaceの解説ページも参照してください。画像

旧Space Perspective公表の機体・体験イメージです。ラウンジ内装の写真は完成予想CGであり、商業有人フライトの実写ではありません。旧公式サイトの個別資料URLは現状変更されています。関連する当時の紹介資料: Space.com(旧内装CG紹介)/ クオリタ(旧日本販売案内)。 画像の権利は原権利者に帰属し、出典の記載だけで転載許諾が得られるわけではありません。
概要
Spaceship Neptuneは、高高度気球(SpaceBalloon)と与圧カプセルを組み合わせる、旧Space Perspectiveの観光飛行構想です。約10万ft(約30.5km)に達して地球の曲率を見ることを想定し、飛行時間は上昇・滞在・降下を合わせて約6時間と説明していました。 出典:2024年の試験発表/Space.com
「宇宙旅行」との違い:高度約30kmは成層圏であり、一般に宇宙空間の境界の目安とされる高度100km(カーマン・ライン)には達しません。ロケットのような無重力体験を提供するものではなく、主眼は高高度からの眺望です。
実証できていること:2024年9月15日(米国現地時間)、試験カプセル「Excelsior」が海上のMS Voyagerから打ち上げられ、高度約10万ftまで上昇する無人試験を完了しました。その後の有人試験・商業運航について、2026年10月14日までに信頼できる実施記録を当サイトでは確認できていません。 出典:Space.com(2024/09/24)/Travel Weekly(2025/07)
仕様・基本情報(買収前の計画値)
| 到達高度 | 約100,000ft(約30km)級(成層圏、宇宙境界の手前)。 出典: PR Newswire(Dev Flight 2)/ Space.com(2024/09/24) |
|---|---|
| 所要時間 | 約6時間(上昇→滞在→降下)。滞在は「約2時間」を想定とする説明あり。 出典: Flying(約6時間/滞在2時間)/ PR Newswire(約6時間) |
| 定員 | 乗客8名+キャプテン1名(計9名)とする説明あり。 出典:Flying(8+1) |
| 発着・回収 | 海上スペースポート(MS Voyager)から打上げ、着水後に回収する方式。回収は「約20分」を想定する説明あり(条件で変動)。 出典: PR Newswire(MS Voyager)/ The Points Guy(回収は約20分) |
| MS Voyager | 全長約294ft×幅約56ft のDP2船(海上スペースポートとして改修)とする説明あり。 出典:Guice Offshore(294ft×56ft) |
| 機体(概要) | 与圧カプセル+水素を用いる気球(SpaceBalloon)で上昇し、上昇速度は約12mphとする説明あり。カプセルは直径約16ft、与圧空間約2,000ft³級とする記述あり。Wi-Fi、食事・カクテルサービス、トイレ(Space Spa)等をうたう資料がある(プログラムは変更あり)。 出典: PR Newswire(~12mph)/ Flying(16ft/2,000ft³/12mph/設備)/ PR Newswire(食事・Wi-Fi・トイレ) |
※ 上記は2025年7月の資産取得前に公表された旧会社の計画仕様です。現在の販売商品・運航仕様を示すものではなく、新体制の正式な仕様が公表されるまで参考情報として扱ってください。
2024/09/15:無人のフル・フライト・プロファイル(高度約100,000ft、約6時間)を実施。2026/10/14時点で当サイトが実施記録を確認できる試験はこれです(有人飛行の実証ではありません)。 出典: PR Newswire(Dev Flight 2)/ Space.com(試験報道)
体験内容(旧会社の構想・現在は販売未確認)
旧構想:機内での体験
- スペースラウンジ(座席・大きな窓・機内でくつろぐ設計) 出典:Flying
- Wi-Fi、食事・カクテルサービス、トイレ(Space Spa)等をうたう資料がある(内容は変更あり) 出典:PR Newswire(設備・サービス)
- 眺望:最大「450 miles(約724km)程度」をうたう資料がある(条件で変動) 出典:PR Newswire(450 miles)
旧構想:別途費用の可能性
- 発着地までの国際移動(手配/費用は要確認)
- 任意保険(要確認)
旧構想:条件・備考
- 訓練は「不要」とする説明あり(ただし最終条件は規約/当局要件で変動) 出典:Flying
- 着水回収:回収プロセスは約20分想定の説明あり(条件で変動) 出典:The Points Guy
※ 記載した設備・サービスは旧会社の広報資料に基づくもので、買収後の契約で提供されることを保証するものではありません。
価格・開始時期
価格:12万5,000ドルは旧計画の参考値
12万5,000ドル/席は、2025年の事業停止・資産取得以前に旧Space Perspectiveが公表していた販売価格です。旧予約サイトには2026年7月の確認時点で1,000ドルのデポジットという案内も残っていました。ただし、2026年10月14日現在、これを新体制の販売価格・支払い条件とは扱えません。
2026年10月14日の確認環境では旧予約サイト・旧規約PDFの取得に失敗しました(502エラー)。サイト側の恒久的な停止や、すべての利用者からの閲覧不能を意味するものではありませんが、現行の受付を裏付ける根拠にもなりません。 出典:Travel Weekly(旧価格、販売再評価)/公式ドメインの現状
※ 円換算額は為替によって変動します。新体制の価格が未公表のため、「現在約○○万円で予約できる」という表示はしていません。
開始時期:新たな日程は未確認
旧会社は2025年の有人試験、2026年の商業運航を目標としていました。しかし、旧会社は2025年に事業を停止し、同年7月に資産が取得されました。2026年10月14日時点では、新体制での有人試験の実施日、最初の商業便、予約受付の開始日について、確証のある公式発表を確認できません。
買収元EOS-Xが2026年に進めた資金調達や米国拠点の再編、将来の上場計画は、具体的な運航日程や航空上の安全性の証明とは別です。 出典:2024/09の旧目標/EOS-Xの調達発表報道
予約・規約・旧デポジット
新規に申し込みたい場合(最重要)
- 現状:新体制の公式販売再開、契約主体、確定した代金、フライト日、返金規約をまとめて確認できる申込窓口は見つかっていません。旧予約ページに支払い情報を入力したり、新規デポジットを送金したりすることは推奨しません。
- 申込前の必須確認:新会社の正式名称・契約当事者、支払先、デポジットの保全方法、取消料・返金規約、運航許認可・安全体制、予定地と予定日が公式文書で確認できるまで購入判断を保留してください。
- 旧サイト:spaceperspective.comは2026年10月14日の確認時点で「Launching Soon」と表示しています。問い合わせフォームがあること自体は予約受付再開の証拠ではありません。
過去の予約者・旧デポジットの返金について
- 買収の対象:2025年7月のEOS-X側の取引は事業資産などの取得であり、買収側の法律事務所は、旧顧客契約・予約データベース・旧債務を引き継がないと説明しています。 出典:Travel Weekly(2025/07/24)
- デポジットの位置付け:同報道は、旧顧客からの預り金がエスクローで保管され、清算担当者などの管理対象になっているという買収側の説明を紹介しています。個々の予約者が返金を受けられることや返金時期を保証するものではありません。
- 確認先:既存の予約契約書・入金記録を保管し、当初の契約相手や旅行販売会社、決済事業者、該当する清算手続きの正式な窓口に確認してください。新会社に旧契約の履行・返金義務があると決めつけないことが重要です。
旧予約規約の参考情報(現行規約ではありません)
旧サイトには「デポジットは返金可能」とする表示がありました。一方、旧Deposit Termsには、飛行予定のおよそ12か月前に残金の支払いを通知し、その後の残金支払いに伴ってデポジットが返金不可となる旨の条件が記載されていました。この旧約款は新体制に適用されると確認されておらず、2026年10月14日には原PDFを再取得できませんでした。
旧約款の歴史情報と、買収前契約の現在の返金請求権は別の問題です。返金可否は契約時期・条項・支払先・清算状況等によって異なります。 出典:Travel Weekly(契約不承継・エスクロー)
日本向け販売:クオリタは2025年6月13日に終了
- HISグループのクオリタは、旧Space Perspectiveの事業停止を理由として2025年6月13日に販売終了を告知しました。EOS-X体制で日本向けの新規販売が再開したという発表は、今回確認できていません。 出典:クオリタ公式(重要なお知らせ)
- HISが2026年4月に新設した「宇宙事業強化推進室」は、このフライト商品の販売再開を示す発表ではありません。 出典:HIS公式(2026/04/01)
FAQ
いまSpace Perspectiveを予約できますか?
2026年10月14日時点で、新体制による公式予約受付の再開は確認できていません。旧公式サイトは「Launching Soon」表示となり、以前の予約ページ・規約PDFは今回の確認環境で取得できませんでした。旧会社の価格・約款が現在も有効とは限らないため、新規支払いは推奨しません。 出典:公式ドメイン/Travel Weekly
料金は現在いくらですか?
旧会社は12万5,000ドル/席という価格を公表していました。しかし、これは過去の計画価格です。EOS-Xによる事業資産取得後に提供される商品の価格、税・手数料、支払い条件は確認できていません。
買収で何が変わりましたか?
2025年7月、EOS-Xは旧Space Perspectiveの資産・技術などを取得しました。買収側の法律事務所は旧会社の顧客契約や債務を承継しないと説明しています。2026年には米国拠点の再編、将来のIPO構想、5月の1億4,000万ドル調達完了の発表がありましたが、これらは有人飛行の開始を示すものではありません。 出典:Travel Weekly/Emprendedores
デポジットを支払った人には返金されますか?
一律に返金されるとは判断できません。旧顧客の預り金については、エスクローや清算担当者による管理が報じられていますが、契約・支払経路・清算状況によって扱いが異なり得ます。旧契約書・領収書などを保管して、正式な窓口や専門家に確認してください。 出典:Travel Weekly
有人フライトは実施されましたか?
2024年9月の無人試験は確認されています。一方、2026年10月14日時点で、新体制による有人試験・商業飛行の実施を裏付ける確かな資料は当サイトでは確認できていません。 出典:Space.com(無人試験)
高度約30kmは「宇宙」ですか?
いいえ。これは高高度の成層圏で、一般に宇宙空間との境界の目安とされる高度100kmには達しません。地球の曲率や暗い空を眺める体験が主な目的で、無重力飛行ではありません。
飛行時間・海上での回収時間は?
旧会社の計画では全行程が約6時間、海上着水後の回収は約20分と説明されていました。天候や運航体制による変動があり、新体制での確定条件ではありません。 出典:旧試験発表/The Points Guy(旧計画)
次の一歩
予約・送金を目的としたリンクは設置していません。新体制の正式な販売再開、契約条件、飛行実績が公表されるまでは、旧予約ページを新規購入窓口として案内しません。
※ 本ページの内容は公開情報(一次/主要報道)に基づき更新していますが、正確性・最新性を保証するものではありません。最終判断は必ず公式情報・契約文書でご確認ください。詳細は 利用規約 をご覧ください。
ポータルへ
出典・クレジット
- Space Perspective旧公式ドメイン(2026/10/14確認:「Launching Soon」)
- Travel Weekly(2025/07/24:資産取得、旧契約・旧予約DBの非承継、預り金の取扱い)/Space.com(2025/07:買収)
- Europa Press(2026/03/02:米国事業の再編)/La Nación(2026/03/30:ニューヨーク本社・フロリダ産業拠点の方針)
- Infoespacial(2026/02/26:今後約18か月を見据えたIPO構想)
- Emprendedores(2026/05/15:1億4,000万ドルのシリーズD資金調達を企業が発表、投資家詳細は非公表)/Infoespacial(2026/05/16:同発表)
- PR Newswire(2024/09/17:無人飛行の一次発表)/Space.com(2024/09/24:試験報道)
- PR Newswire(2024/02:旧機体構想)/Flying(2024/09:旧機体仕様・体験)
- Guice Offshore(MS Voyager)/The Points Guy(旧回収計画)
- PR Newswire(2022/08:旧眺望資料)
- クオリタ(2025/06/13:日本販売終了)/HIS(2026/04/01:宇宙事業強化推進室)
- 掲載画像:旧Space Perspective公表素材(ラウンジ内装はCG)。関連する当時の資料:Space.com(CG紹介)/クオリタ(旧案内)。画像掲載の権利処理は出典表記とは別途確認が必要です。
旧予約URL(reserve.spaceperspective.com)と旧Deposit Terms PDFは、2026年10月14日の確認環境では取得できませんでした。現行の購入リンクと誤認されないよう、予約CTAには設置していません。
更新履歴
2026/10/14:公式サイト変更・予約導線見直し・EOS-Xの資金調達発表を反映
公式ドメインの「Launching Soon」表示と、旧予約ページ・旧規約PDFの取得失敗(確認環境)を反映。旧価格・計画仕様を現行条件と区別し、支払いを促す旧予約CTAを撤去。2026年5月のシリーズD資金調達発表(1億4,000万ドル)、2026年の米国拠点再編・IPO構想を追加。2024年無人試験と未確認の有人飛行を分離。モバイルのタップ領域、ボタンのホバー時の文字色、画像拡大操作を限定調整。
2026/07/12:EOS-X再編(NY移転・IPO構想)と販売再開未確認を反映
EOS-Xの米国拠点戦略、将来のIPO計画、旧予約ページの表示残存を当時の状況として反映。クオリタの2025年6月13日販売終了告知を確認。
2026/02/18:買収後の契約不承継・デポジット取扱いの注意を追加
Travel Weeklyが報じた事業資産取得と旧顧客契約の非承継を反映。旧規約と新体制の条件は別に扱う方針を採用。
2025/10/03:買収注記、MS Voyager、無人試験の情報を整理
旧会社公表の船舶仕様、2024年の無人試験、当時の予約状況に関する注意を追記。
2025/09/29:初稿作成
会社別ページの構成とGold Luxeのデザインを作成。
