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NASA Eyes DSN Now 日本語ガイド:いま通信している探査機が分かる

DSN Now は、NASA/JPLの 深宇宙通信ネットワーク(DSN)が「今、どの探査機と通信しているか」を可視化するツールです。
小学生でも“今つながってる!”が分かるように、最短ガイドと遊び方をまとめました。

クリックアンテナ(お皿)を選ぶ → 通信中の探査機が分かる
Radio Waves送信(上り)/受信(下り)を見分ける
Light Time信号の遅延(往復)で「遠さ」を体感
リアルタイム(約5秒更新) 無料 ブラウザでOK NASA/JPL公式ツール

公式:NASA|Deep Space Network(DSN)JPL|Deep Space Network Now

DSN Nowで何ができる?(まずはこれだけ)

DSN(Deep Space Network)は、NASAの探査機と交信する巨大アンテナの世界ネットワークです。
DSN Nowは、そのDSNが今何と通信しているかをリアルタイムに見せてくれます。

① 今つながっている探査機が分かる

どのアンテナが、どの探査機に送受信しているかを表示します。

リアルタイム探査機

② 送信/受信(上り/下り)が見える

Radio Wavesの表示で、送信・受信(または両方)を視覚的に確認できます。

Radio Waves送受信

③ “遠さ”が数字で体感できる

信号が届くまでの時間(往復)などを見て、距離感をつかめます。

Light Time距離感

拠点①:ゴールドストーン(米)

北米側の通信を担当。地球の自転で“見える空”が変わります。

米国DSN拠点

拠点②:マドリード(西)

ヨーロッパ側の通信拠点。バトンを受け取り、次へつなぎます。

スペインDSN拠点

拠点③:キャンベラ(豪)

南半球側の拠点。3拠点は約120度ずつ配置され“常時交信”を可能にします。

オーストラリアDSN拠点

30秒クイックスタート(小学生でも迷わない)

起動したら、まずはこの3手順だけでOKです。

  • 1お皿(アンテナ)をクリックして、右側(または下)の情報パネルを見る
  • 2どの探査機かを確認(“今つながってる相手”)
  • 3Radio Waves / Light Timeを見て、送受信と遠さを体感

迷子になったら

別のアンテナをクリックし直せば復帰できます。まずは「今つながっている」ものを見ましょう。

迷子対策初心者

ポイント

DSN Nowは予定表ではなく“いまの実データ”です。表示がゼロでも故障とは限りません。

リアルタイム注意点

▶ まず開く:DSN Now(公式)

やってみよう:おすすめ5(初心者→玄人)

「何を見れば面白い?」を固定します。上から順にやるのが最短です。

① “いま通信中”の探査機を見つける

アンテナをクリックして、現在通信している相手を確認。

入門現在

② 3拠点を探して地球の自転を実感

米・西・豪の拠点を見比べて、どこが動いているか観察。

地球しくみ

③ Radio Wavesで送信/受信を見分ける

上り(送信)だけ?下り(受信)だけ?両方?を体感。

送受信観察

④ Light Timeで“遠さランキング”

信号の遅延が大きい相手ほど遠い。家族で当てクイズに。

距離感クイズ

⑤ 玄人:同じ視野で“誤認”が起きる理由を読む

特に火星周辺は複数機が近く、状況次第で誤表示が起き得ます。

上級注意

キッズ向けミッション(3分)

  1. アンテナをクリックして「探査機名」を読む
  2. Light Timeを見て「遠い?近い?」を予想
  3. 別のアンテナでも同じことをやって比べる

答え合わせは不要。“違いが出る”ことが面白さです。

玄人向けミッション(5分)

  1. Radio Wavesで送受信の状態を観察
  2. Downlink Rate(受信速度)等を確認
  3. “同時に複数”が起きるタイミングを探す

※DSN Nowは予定表ではなく実データです。

用語ミニ辞典(ここだけ分かればOK)

DSN(Deep Space Network)

深宇宙探査機と交信する巨大アンテナ網。3拠点で地球の自転をカバー。

基礎ネットワーク

Uplink / Downlink(上り/下り)

地上→探査機が上り(送信)、探査機→地上が下り(受信)。

送信受信

Light Time(信号の遅延)

電波は光速でも時間がかかる。数字が大きいほど遠い(“距離感”が出る)。

距離体感

さらに深掘り:NASA|DSNの解説

サイト内で見る(β)

端末やブラウザによっては重くなります。表示されない場合は外部タブで開くのが確実です。

ここを押してDSN Nowを表示(β)

うまく表示されない時:外部タブで開く →

表示が変?と思った時(よくある理由)

拠点が“全部ゼロ”に見える

全球メンテ(global downtime)や、データの一時的な不具合の可能性があります。

停止仕様

探査機が“誤表示”に見える

回復運用など特殊状況では、別の信号にロックして誤認が起き得ます(特に火星周辺)。

誤認火星

知らない探査機名(例:DOUG/SHAN 等)が出る

アンテナのシステムテスト名として出ることがあります。

テスト豆知識

公式の説明:DSN Now(Data Sources / Idiosyncrasies)

FAQ(よくある質問)

DSN Nowは何が“リアルタイム”なの?

DSNの地上局から提供される実データを使い、約5秒ごとに更新されます。予定表(計画セッション)を表示しているわけではありません。

3つの拠点があるのはなぜ?

地球が自転するため、ある拠点から見える探査機も時間とともに地平線の下へ沈みます。そこで、約120度ずつ離れた3拠点がバトンをつなぎ、通信を継続します。

表示がゼロ/変に見えるのは故障?

全球メンテや、データ取り込みの一時的な不具合の可能性があります。また、特殊な運用状況では誤認が起きることも公式に説明されています。

スマホでも見られる?

見られますが、描画や表示が重い場合があります。快適さ重視ならPC推奨です。真っ白なら外部タブで開くのが確実です。

※本ページはNASA/JPLの公式ツールへの案内です。NASA等の名称・商標は各権利者に帰属します。宇宙旅行.jpはNASA/JPLの公式サイトではありません。

更新履歴:
・2026-02-07:初版(Hero/30秒ガイド/おすすめ5/用語/埋め込みβ/トラブル/FAQ/公式リンク)
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