HD 80606 bに関するNASA公式画像科学的想像図 / NASA・ESA・CSA
STAGE 07 · CA6 · THE ROASTED EXOPLANET
✦ 本当に実在する天体

数時間で数百℃も熱くなる惑星

実際の天体名 HD 80606 b

111日かけて回り、主星へ近づくと灼熱へ。

極端に細長い楕円軌道で恒星を回る巨大ガス惑星。2026年、JWSTが恒星へ接近する際に大気が約600℃も熱くなる変化を観測しました。

科学的想像図:NASA / ESA / CSA / Joseph Olmsted(STScI), 2026(実際の写真ではありません) 原典 ↗
約111.4日この惑星の1年
約0.93軌道離心率
木星の約4倍質量
約600℃2026年観測の温度上昇
✦
IS IT REAL?

こんな天体、本当にあるの?

普通の惑星と違い、軌道が円ではなく非常に細長い楕円。恒星へぐっと近づくと、受け取る光が激増し、JWSTは大気が急に熱くなる様子を捉えました。

NASAなどの観測資料で紹介する
本物の天体です
01 / REAL EVIDENCE

科学者が見つけた、本物の証拠。

これはゲームの画面ではありません。NASAなどが公開した画像や観測資料です。写真と想像図を区別しています。

02 / INTERACTIVE SPACE LAB

この天体の世界を、動かしてみよう。

眺めるだけでは分からない不思議を、自分の手で体験。動く図は観測データの特徴に基づいた解説用の模式図です。

巨大惑星の楕円軌道を動かそうECCENTRICITY 0.93
遠ざかると受け取る光が弱くなる
恒星から受ける光の強さ(近星点(恒星に最も近い点)を100とした相対値)
100%
03 / BIG DISCOVERIES

研究でわかった、3つのすごいこと。

01
軌道測定

極端な楕円軌道

公転周期は約111.4日、離心率は約0.93。太陽系の惑星の軌道よりずっと細長い形です。

02
観測結果

急激に熱くなる

2026年6月にNASAが発表したJWST観測では、恒星に接近する間に約1,100°F(約600℃)温度が上昇。

03
推定物理量

巨大なガス惑星

質量は木星の約4倍。固い地面の上を走るような世界ではありません。

04 / HOW SCIENTISTS KNOW

見えない惑星の「温度」をどう測る?

JWSTの中間赤外線装置MIRIは、惑星と恒星から届く光を測ります。惑星が恒星の陰に隠れる前後の光の差も手がかりにして、惑星由来の赤外線成分を調べます。恒星接近前後の温度変化を追ったのが2026年の学会で発表された観測結果です(発表時点で論文は準備中)。

STILL A MYSTERY

科学者も、まだ知らないこと

大気中の化学反応や雲の詳細は、取得した豊富なデータから解析が続いています。ゲームの「6時間で700℃」は古い研究に基づく表現であり、今回の名称は最新観測に対応して「数時間で数百℃」を使用しています。

DISCOVERY TIMELINE

発見と研究のものがたり

2001年

視線速度法による発見を公表

2016年

スピッツァーによる熱変化の詳細研究

2026.06.16

JWSTが急激な大気の加熱を観測したとNASAが発表

GAME × REALITY

ゲームと本物、
どこが違う?

ゲームでの炎・溶岩の地面は演出です。HD 80606 bは木星に似た巨大ガス惑星であり、観測から溶岩の大地が確認されたわけではありません。

コスモアスレチック6へ ↗
05 / DISCOVERY QUIZ

本当にわかったかな?
宇宙の発見クイズ

Q. HD 80606 bが急激に熱くなる大きな理由は?
SOURCES & IMAGE CREDITS

もっと調べるなら、本物の研究資料へ。

2026年10月24日時点の主要資料に基づく。画像はNASA等が公開した観測画像・観測資料・科学的想像図です。外部配信画像が取得できない場合は代替イメージを表示します。図鑑の動く模式図は観測写真ではありません。