溶岩の惑星 ヤンセン:宇宙旅行.jp独自制作の想像図
STAGE 05 · CA6 · WORLD OF MAGMA
✦ 実際に発見された天体

溶岩の惑星 ヤンセン

実際の天体名 55 Cancri e(ヤンセン)

1年が18時間より短い、灼熱の岩石世界。

地球の約2倍の大きさを持つ岩石惑星。恒星に非常に近いため、表面は溶けた岩で覆われている可能性があります。しかもウェッブ望遠鏡は「大気があるかもしれない」という手がかりを捉えました。

宇宙旅行.jp制作の想像図(直接撮影された地表ではありません) もとにした資料 ↗
約41光年地球からの距離
18時間未満惑星の1年
地球の1.95倍半径
地球の8.8倍質量
✦
IS IT REAL?

この天体は、本当にある。

本当にある惑星です。NASAのウェッブ望遠鏡は、恒星の後ろに惑星が隠れた際の赤外線の変化を測定し、熱を運ぶ大気が存在する可能性を示しました。溶岩の具体的な模様は直接見えていません。

望遠鏡による観測で確認
実在する天体
01 / REAL SCIENCE

公式画像と、本当の観測データ。

画像は科学的想像図か観測データかを明示。NASA・ESA・ESOなどの原典にも移動できます。

02 / INTERACTIVE SPACE LAB

不思議を、自分で動かしてみよう。

各天体だけのインタラクティブ解説。イメージの動きと本当の観測データを混同しないよう設計しています。

惑星が恒星の背後に隠れる「二次食」SECONDARY ECLIPSE
恒星55 Cancri見えているのは「光の変化」
0.00周赤外線:恒星+惑星の光

仕組みを説明する非縮尺の模式図です。実測の二次食は約0.011%(110ppm)。恒星の前を横切る一次食では、光はこれより大きく約0.03%減ります。棒は差を強調しています。

03 / DISCOVERIES

研究でわかった、3つのすごいこと。

01
公転周期の観測

惑星の1年は約18時間

地球なら1日の途中に、ヤンセンでは1年が終わってしまいます。公転周期は18時間未満です。

02
軌道・熱のモデル

熱すぎて岩石も溶ける可能性

恒星から約0.015天文単位しか離れておらず、岩石が溶けるほどの高温環境です。

03
JWST / 2024年研究

火山ガスのような大気?

2024年の観測はCO₂またはCOを含む揮発性物質の多い大気と整合的。ただし存在・組成の確定は今後の研究課題です。

04 / HOW WE KNOW

惑星が見えないのに、大気の可能性が分かるの?

恒星と惑星の赤外線を一緒に観測し、惑星が恒星の後ろへ隠れた瞬間に減る光を測ります。惑星から来る光を差し引きで求める「二次食」の方法です。惑星は大気がないと仮定した場合より低温で、熱が昼側から夜側に運ばれている可能性があります。

STILL A MYSTERY

まだわからないこと

大気の存在は有力な証拠が得られていますが、2024年の観測だけでCO₂かCOかを断定できません。溶岩の海の地形や噴火の姿も撮影できていません。

DISCOVERY TIMELINE

発見から研究まで

2004年

視線速度法による存在の報告

2011年

恒星の前を横切る現象を確認

2024.05.08

ウェッブが大気の可能性を示す観測結果を発表

GAME × REALITY

ゲームと本物、
どこが違う?

ゲームの溶岩島、火山噴火のタイミング、歩いてジャンプできる地面は創作です。実在するのは高温の岩石系外惑星であり、足場の形は観測されていません。

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05 / QUIZ

発見クイズに、挑戦!

Q. ヤンセンの「大気があるかも」と考える手がかりは?
SOURCES & CREDITS

研究したくなったら、一次資料へ。

最終資料確認:2026年10月24日。系外惑星の表面写真ではなく科学的想像図を表示する場合があります。科学的推定と観測事実は分けて記載し、アニメーションは説明用の模式図です。公式画像はオンラインで読み込み、表示できない場合に独自イメージへ切替えます。