下の層:鉄の風
深い大気では、星の光が真上に当たる地点から鉄の風が流れ出すと研究で推定されました。

地球にはない、3階建ての超巨大な風。
「鉄の風」が吹く惑星。2025年、ESOの超大型望遠鏡が、鉄・ナトリウム・水素の風が異なる高さに流れるという驚きの大気構造を解き明かしました。
本当にあります。国際天文学連合による固有名は「ティロス」。驚くのは、単に鉄があることではなく、異なる高さの風がそれぞれ違う方向や速さで動いていることです。
画像は科学的想像図か観測データかを明示。NASA・ESA・ESOなどの原典にも移動できます。
科学的想像図 / ESO2025年の研究をもとに、鉄・ナトリウム・水素の風を色分けしたイラスト。大気を直接撮った写真ではありません。
出典:ESO/M. Kornmesser 原典を見る ↗
公式解説図 / ESOESOの模式図。鉄・ナトリウム・水素はそれぞれ違う高度で異なる流れをつくる。
出典:ESO/M. Kornmesser 原典を見る ↗
各天体だけのインタラクティブ解説。イメージの動きと本当の観測データを混同しないよう設計しています。
深い大気で鉄の風が吹くと推定されています。
深い大気では、星の光が真上に当たる地点から鉄の風が流れ出すと研究で推定されました。
ナトリウムの流れは惑星自体の回転より速く、朝側から夕側へ移動する間に加速します。
最上層では水素の風が外向きに吹き、下のナトリウムの流れと重なっています。
ESOのVLTに搭載された分光器ESPRESSOが、惑星が恒星の前を通るときの光を測定。鉄などの原子が吸収する特定の色と、その吸収線のずれを調べて、成分や風の速度を推定しました。惑星の風景をそのまま写真に撮ったわけではありません。
大気全体の温度・化学反応・時間変化の詳細は研究中です。3つの層がきれいに色分けされて見えるわけではなく、図は観測モデルを理解するための想像図です。
WASP-121bの発見を報告。査読論文の掲載は2016年
IAU公募による固有名「Tylos」が承認
ESOが3層の風を初めて詳しく発表
鉄の風を障害物として見せるのはゲーム表現です。WASP-121bは巨大ガス惑星で、固い地面があると確認されたわけではありません。
ゲームへ戻る ↗最終資料確認:2026年10月24日。系外惑星の表面写真ではなく科学的想像図を表示する場合があります。科学的推定と観測事実は分けて記載し、アニメーションは説明用の模式図です。公式画像はオンラインで読み込み、表示できない場合に独自イメージへ切替えます。