鉄の風の惑星 ティロス:宇宙旅行.jp独自制作の想像図
STAGE 04 · CA6 · THREE-LAYER WINDS
✦ 実際に発見された天体

鉄の風の惑星 ティロス

実際の天体名 WASP-121b(ティロス)

地球にはない、3階建ての超巨大な風。

「鉄の風」が吹く惑星。2025年、ESOの超大型望遠鏡が、鉄・ナトリウム・水素の風が異なる高さに流れるという驚きの大気構造を解き明かしました。

宇宙旅行.jp制作の想像図(実際の写真ではありません) もとにした資料 ↗
約900光年地球からの距離
3つの層鉄・ナトリウム・水素
2025年大気の3層構造が報告
ガス惑星地面を走る世界ではない
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IS IT REAL?

この天体は、本当にある。

本当にあります。国際天文学連合による固有名は「ティロス」。驚くのは、単に鉄があることではなく、異なる高さの風がそれぞれ違う方向や速さで動いていることです。

望遠鏡による観測で確認
実在する天体
01 / REAL SCIENCE

公式画像と、本当の観測データ。

画像は科学的想像図か観測データかを明示。NASA・ESA・ESOなどの原典にも移動できます。

● OFFICIAL VIDEO

ESO公式15秒アニメーション

3層の流れが立体的に見えるESO制作の動画です。

公式映像へ ↗
02 / INTERACTIVE SPACE LAB

不思議を、自分で動かしてみよう。

各天体だけのインタラクティブ解説。イメージの動きと本当の観測データを混同しないよう設計しています。

鉄・ナトリウム・水素の風を切り替えようTHREE WIND LAYERS
下の層:鉄の風

深い大気で鉄の風が吹くと推定されています。

03 / DISCOVERIES

研究でわかった、3つのすごいこと。

01
ESO / 観測に基づく解析

下の層:鉄の風

深い大気では、星の光が真上に当たる地点から鉄の風が流れ出すと研究で推定されました。

02
分光観測による推定

中の層:ナトリウムの高速ジェット

ナトリウムの流れは惑星自体の回転より速く、朝側から夕側へ移動する間に加速します。

03
分光観測による推定

上の層:水素の風

最上層では水素の風が外向きに吹き、下のナトリウムの流れと重なっています。

04 / HOW WE KNOW

姿が見えない風を、どうやって発見した?

ESOのVLTに搭載された分光器ESPRESSOが、惑星が恒星の前を通るときの光を測定。鉄などの原子が吸収する特定の色と、その吸収線のずれを調べて、成分や風の速度を推定しました。惑星の風景をそのまま写真に撮ったわけではありません。

STILL A MYSTERY

まだわからないこと

大気全体の温度・化学反応・時間変化の詳細は研究中です。3つの層がきれいに色分けされて見えるわけではなく、図は観測モデルを理解するための想像図です。

DISCOVERY TIMELINE

発見から研究まで

2015年(速報)

WASP-121bの発見を報告。査読論文の掲載は2016年

2023年

IAU公募による固有名「Tylos」が承認

2025.02.18

ESOが3層の風を初めて詳しく発表

GAME × REALITY

ゲームと本物、
どこが違う?

鉄の風を障害物として見せるのはゲーム表現です。WASP-121bは巨大ガス惑星で、固い地面があると確認されたわけではありません。

ゲームへ戻る ↗
05 / QUIZ

発見クイズに、挑戦!

Q. 鉄・ナトリウム・水素の風について、研究で分かったことは?
SOURCES & CREDITS

研究したくなったら、一次資料へ。

最終資料確認:2026年10月24日。系外惑星の表面写真ではなく科学的想像図を表示する場合があります。科学的推定と観測事実は分けて記載し、アニメーションは説明用の模式図です。公式画像はオンラインで読み込み、表示できない場合に独自イメージへ切替えます。