ブラックホール観光ツアー 実在するブラックホールへ旅しよう

天の川銀河の地図から、実在するブラックホールを選んで旅しよう。そばに着いたら、光の曲がり方や時間の遅れを体験できます。銀河の外の合体では、本物の観測データから作った重力波の「音」も聴けます。

このツアーでできること

  • 銀河地図で行き先を選ぶ:見つかっているブラックホールを、天の川銀河の中の本当の位置に置いています。太陽の近くに集まっているのは、近いものほど見つけやすいからです。
  • 搭乗券を受け取って旅立つ:距離、重さ、見つかった年、日本とのかかわりを、搭乗券の形で確かめられます。
  • そばの景色をのぞく:強い重力で曲がった光の景色を、その天体の重さから計算して描きます。近づくと、時間の進み方と体を引きのばす力も変わります。
  • 合体の音を聴く:重力波で見つかった3つの合体では、観測所の本物の記録を音と図にしています。訪れた天体には「入星スタンプ」が押されます。

行き先を選んで、すぐに旅立つ

名前を選ぶと、上のツアーがその天体の搭乗券に切り替わります。

天の川銀河の中

  • いて座A*:天の川銀河の中心にある超巨大ブラックホール
  • はくちょう座X-1:ブラックホールだと広く認められた最初の天体
  • ガイアBH1:地球からいちばん近いブラックホールの一つ
  • ガイアBH2:年老いた赤色巨星が回る、眠っているブラックホール
  • ガイアBH3:見つかった時点で、天の川銀河で最も重い恒星質量ブラックホール
  • はくちょう座V404:1989年の大爆発を、日本のX線天文衛星「ぎんが」が発見
  • いっかくじゅう座V616:1975年の大爆発で見つかったブラックホール
  • MAXI J1820+070:国際宇宙ステーションの「きぼう」にあるMAXIが発見
  • GRS 1915+105:光の速さに近いジェットをふき出す
  • OGLE-2011-BLG-0462:相棒の星がいない、ひとりぼっちのブラックホール

銀河の外(重力波で聞こえた合体)

  • GW150914:人類がはじめてとらえた重力波
  • GW151226:軽いブラックホールどうしの、長く続く合体
  • GW170104:約32億光年かなたの合体

数字と景色について

重さや距離は、論文や宇宙機関の公開資料にもとづく値です。ブラックホールの仕組みのページの「データベース」に収録している天体は、そこと同じ値を表示しています。そばの景色は計算で描いた模式的な絵で、写真ではありません。重力波の音と図は、LIGOが公開している観測データ(GWOSC、CC BY 4.0)から作っています。

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