CALCULATION LAB / 計算して確かめる

万有引力と天体運動の計算

速度が変われば、天体の軌道の形も変わります。

イラスト+体験入門から専門へ
ニュートンの大砲の思考実験の概念図。山の上から水平に打ち出す速さによって、落ちる・円軌道・楕円軌道・脱出と軌道が変わる。軌道の形は計算どおりで、地球と山の大きさは誇張。
ニュートンの大砲の思考実験の概念図。山の上から水平に打ち出す速さによって、落ちる・円軌道・楕円軌道・脱出と軌道が変わる。軌道の形は計算どおりで、地球と山の大きさは誇張。

30秒でわかる答え

ニュートンの万有引力とケプラーの法則を、二体近似の計算で確かめます。

観測の要点
重力で落ちる物体重力は距離の二乗に反比例
計算・比較
横向き速度で円軌道へ円軌道速度v=√(GM/r)

ILLUSTRATED JOURNEY

3つの図で仕組みを発見する

3枚の図を順に見て、仕組みをつかみましょう。図は実際の写真ではありません。

地球の中心から距離rと2rにある物体にはたらく重力の矢印。距離が2倍になると、重力は4分の1になる。
01 / FALLING

重力で落ちる物体

重力は距離の二乗に反比例

地球の外側で、地球と物体の2つだけを考えた計算

地球のまわりを回る衛星の速度と重力の向き。右下は、軌道の半径が4倍なら周期が8倍になることを示す小さな図。
02 / CIRCULAR ORBIT

横向き速度で円軌道へ

周期の二乗は長半径の三乗に比例

ほかの天体や大気の影響は考えない

同じ地点から打ち出す速さを変えたときの4つの軌道(内側の楕円・円・外側の楕円・脱出)。二体近似で計算した形。
03 / ELLIPSE AND ESCAPE

速度を変えると楕円・脱出軌道

近点・遠点で速度が違う

地球の外側で、地球と物体の2つだけを考えた計算

TOUCH AND DISCOVER

打ち出す速さと質量を変えて、軌道の形を見る

打ち出す速さと中心天体の質量を変えて、二体近似の軌道を式から描きます。

理想モデルの計算実測データではない
打ち出す速さと中心質量で変わる軌道
中心天体打ち出す点速度重力点:同じ時間ごとの位置二体近似(大きさは任意)

軌道形状の概念図(スケール任意)

比較条件

二体近似

計算は簡略化した理想モデル。線や点は実測データではありません。

LEARN AT YOUR LEVEL

宇宙のふしぎを、もう少し。

入門から少し専門的な話題まで。4つの段階で、知っておきたいポイントを短く紹介します。

入門

まず絵で理解する

速度が変われば、天体の軌道の形も変わります。

  • 重力は距離の二乗に反比例
  • 衛星えいせいは落ちながら前へ進む
基礎

計算の基本を覚える

ニュートンの万有引力とケプラーの法則を、二体近似の計算で確かめます。

  • 円軌道速度v=√(GM/r)
  • 周期の二乗は長半径の三乗に比例
発展

式や比較で調べる

条件を変えると、計算結果がどう変わるかを確かめましょう。

  • 近点・遠点で速度が違う
  • 中心天体の質量しつりょうが変わると、円軌道に必要な速さも変わる
専門

数値の成り立ちと限界を検証する

使える範囲・単位・仮定を区別して、計算結果を評価します。

  • 比エネルギーε=v²/2−μ/r
  • 二体近似ではεの符号で束縛・脱出を判定

式は、ここに書いた理想的な条件にもとづいています。実際の観測では、装置の特性・較正・誤差の見積もりなども考える必要があります。

1 QUESTION CHECK

図のあとに、1問だけ

同じ半径の円軌道で、中心天体の質量を4倍にすると、必要な速さは?

答えを1つ選んでください。

COMMON QUESTIONS

よくある誤解

このグラフは本物の観測データですか?
いいえ。仕組みを理解するための模式図と仮の値です。出典へのリンクは物理法則の根拠を示すもので、画面の数値が実測値だという意味ではありません。
計算結果はどこまで正しい?
表示した仮定の範囲では、式どおりに計算しています。実際の観測では、誤差や較正、観測条件も考える必要があります。

科学的な前提と出典

図は実際の写真ではなく、説明のための模式図です。地球の外側で地球と物体の2つだけを考え、ほかの天体や大気の影響は考えていません。操作部は理想的な条件の簡単なモデルで、最新の観測成果や機器の測定値を再現するものではありません。

資料確認日:2026-10-16

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