EIGHT PLANETS / ちがいを測ろう
8惑星の特徴と違い
水星から海王星まで。直径・質量・密度・公転周期を切り替え、8つの惑星を数値で比べましょう。
30秒でわかる答え
惑星は同じような球に見えても、岩石惑星・巨大ガス惑星・氷巨大惑星では内部構造も大きさも異なります。比較する量を選ぶと、その違いが明確になります。
- 岩石惑星
- 4個水星・金星・地球・火星
- 巨大惑星
- 4個木星・土星・天王星・海王星
- 最大の直径
- 木星赤道直径 約142,984 km(NASA表)
ILLUSTRATED JOURNEY
3枚の絵で理解する
岩石惑星、巨大ガス惑星、氷巨大惑星の順に、表面と内部の違いを3枚の絵で比べます。図の惑星の直径は実際の比率どおりです。並べる間隔や内部の層の厚さは、説明のために調整しています。
岩石惑星には「地面」がある
水星・金星・地球・火星は、岩石や金属からなる地表を持ちます。大気の厚さや温度は同じではありません。
太陽に最も近いのは水星ですが、最も暑いのは温室効果が強い金星です。
木星と土星は巨大ガス惑星
水素とヘリウムが主な成分で、地球のように歩ける固体の地表はありません。外側から深くなるほど圧力が高まります。
固体の地表がないため、巨大惑星の「直径」は、大気の圧力が1バール(ほぼ1気圧)になる高さで決めています。
天王星と海王星は氷巨大惑星
水・アンモニア・メタンなどの成分が内部で重要な役割をもつと考えられます。実際の内部構造は研究途上です。
「氷巨大惑星」は、内部の物質がそのまま冷たい氷の塊だという意味ではありません。
TOUCH AND DISCOVER
8惑星を比較:ものさしを切り替える
直径・質量・平均密度・公転周期を選び、惑星を押すと個別の特徴も確認できます。
比べる量を選ぶ
赤道直径(km)
同じ指標内で最大値を100%とする相対棒グラフ。異なる指標の棒は長さを比較できません。
地球の特徴
LEARN AT YOUR LEVEL
宇宙のふしぎを、もう少し。
入門から少し専門的な話題まで。4つの段階で、知っておきたいポイントを短く紹介します。
惑星の顔ぶれ
8つの惑星を3つのグループで見よう。
- 水星・金星・地球・火星は岩石惑星。
- 木星・土星は巨大ガス惑星、天王星・海王星は氷巨大惑星。
直径・質量・密度・公転周期
同じくらいの大きさでも、重さは同じではありません。
- 赤道直径は、地球が約12,756 km、木星が約142,984 km。
- 土星の平均密度は約0.687 g/cm³。平均密度を比べるときは、大気のどこまでを惑星に含めるかに注意が必要。
何でできているかを比べる
密度だけでは内部組成は特定できません。
- 岩石惑星は主に岩石・金属、巨大ガス惑星の外層は主に水素・ヘリウム。
- 氷巨大惑星の内部は高温高圧の流体などで、地上の氷と同じとは限らない。
専門比べる前に定義をそろえる
科学データは「何を測った値か」まで確認。
平均密度 ρ = M / (4πR³/3)(球近似)
- 赤道直径と平均半径・極半径を混ぜると、比較を誤る。
- 大気をもつ巨大惑星には単純な「地表の温度」を定義できず、代表的な温度は測る高さや気圧によって変わる。
NASAの数値は代表値です。より精密な軌道の暦では、時刻・座標系・基準面を指定します。
1 QUESTION CHECK
図のあとに、1問だけ
NASAの惑星諸元表で、平均密度が最も低い惑星は?
答えを1つ選んでください。
COMMON QUESTIONS
よくある誤解
木星や土星には着陸できる?
惑星の平均気温だけで住みやすさは判断できる?
科学的な前提と出典
比較値はNASA NSSDC Planetary Fact Sheetの代表値(2026-10-16参照)です。直径は赤道直径、密度は惑星全体の平均、公転周期は表の地球日です。棒の長さは、指標ごとに最大値を基準にしています。惑星の見た目、内部の断面、距離は模式的です。巨大惑星の「表面温度」を、地球の地表の温度と同じ条件の量として扱わないでください。
資料確認日:2026-10-16
