天の川いつ、どの方角に見える?
天の川は一年じゅう夜空にあります。見えるかどうかを分けるのは、月明かりと空の暗さ、そしてその夜に天の川がどれだけ高く昇るか。日付と地点を選ぶと、天の川が見やすい時間と、空のどこを通るかを図で示します。
背景はイメージ画像です(実際の星の配置ではありません)。空の図は計算による今夜の様子です。
この夜、天の川は
空のどこを通る?
地点と日付を選ぶと、天の川が見やすい時間と、そのとき天の川が通る方向を表示します。時刻を動かすと、空の図も動きます。
※時刻は10分ごとに計算しています。「次に条件のよい夜」は、天の川が見やすい時間が3時間以上ある夜です。
いま表示しているのは、東京・2026年10月10日の夜の計算結果です。日付や地点を変えても表示が変わらない場合は、このページを再読み込みしてください。
10月10日(土)の夜
新月のころで、空が暗い時間に月は出ていません。明るい部分(いて座〜はくちょう座)が高いのは18:40〜翌0:30です。
18:40ごろの天の川:南西の低い空(さそり座)から、いて座・わし座・はくちょう座(ほぼ真上)・カシオペヤ座を通って、北東の低い空(ペルセウス座)へのびています。目印は、ベガ・デネブ・アルタイルの「夏の大三角」。天の川はその中を通ります。
18:40〜18:50 南西の低い空・最大17°(こぶし1つ半)
この夜の条件
左が16時、右が翌朝9時。色のついた部分が、それぞれの条件を満たす時間です。金色の線は、空の図の時刻です。
一年のうち、
いつがチャンス?
天の川は、季節によって見える部分と時間帯が変わります。各月で、月のない見やすい時間がいちばん長い夜を選びました。
選んだ都市で計算しています。
月を選ぶと、その夜の空の図と日別の一覧に切り替わります。
何日の何時から?
日別に調べる。
選んだ都市の1か月分の一覧です。
東京・2026年10月の日別一覧
日付を押すと、その夜の空の図に移動します。
| 日付 | 月の出入り | 見やすい時間 | 見ごろの空 | 中心部(いて座) | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 満月に近い月・20:10に昇る | 19:00〜20:00 | 19:00 はくちょう座(ほぼ真上) | 19:00〜19:20 | △ 短時間 | |
| 半月・21:10に昇る | 18:50〜21:00 | 18:50 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:50〜19:20 | ○ 見られる | |
| 半月・22:15に昇る | 18:50〜22:10 | 18:50 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:50〜19:20 | ◎ 見ごろ | |
| 半月・23:25に昇る | 18:50〜23:20 | 18:50 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:50〜19:10 | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・翌0:35に昇る | 18:50〜翌0:30 | 18:50 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:50〜19:10 | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・翌1:45に昇る | 18:50〜翌1:40 | 18:50 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:50〜19:00 | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・翌2:55に昇る | 18:50〜翌2:50 | 18:50 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:50〜19:00 | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・翌4:00に昇る | 18:50〜翌3:50 | 18:50 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:50〜19:00 | ◎ 見ごろ | |
| 新月(一晩じゅう出ていない) | 18:40〜翌4:10 | 18:40 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:40〜18:50 | ◎ 見ごろ | |
| 新月(一晩じゅう出ていない) | 18:40〜翌4:10 | 18:40 はくちょう座(ほぼ真上) | 18:40〜18:50 | ◎ 見ごろ | |
| 新月(一晩じゅう出ていない) | 18:40〜翌4:10 | 18:40 はくちょう座(ほぼ真上) | — | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・暗い時間は出ていない | 18:40〜翌4:20 | 18:40 はくちょう座(ほぼ真上) | — | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・暗い時間は出ていない | 18:40〜翌4:20 | 18:40 はくちょう座(ほぼ真上) | — | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・18:50に沈む | 19:00〜翌4:20 | 19:00 はくちょう座(ほぼ真上) | — | ◎ 見ごろ | |
| 細い月・19:35に沈む | 19:40〜翌4:20 | 19:40 はくちょう座(ほぼ真上) | — | ◎ 見ごろ | |
| 半月・20:25に沈む | 20:30〜翌4:20 | 20:30 はくちょう座(北西の空71°) | — | ◎ 見ごろ | |
| 半月・21:20に沈む | 21:30〜翌4:20 | 21:30 ケフェウス座(北の空65°) | — | ◎ 見ごろ | |
| 半月・22:20に沈む | 22:30〜翌4:20 | 22:30 カシオペヤ座(北の空63°) | — | ◎ 見ごろ | |
| 半月・23:20に沈む | 23:30〜翌4:20 | 23:30 カシオペヤ座(北の空64°) | — | ○ 見られる | |
| 半月・翌0:20に沈む | 翌0:30〜翌4:20 | 翌0:30 ペルセウス座(北の空68°) | — | ○ 見られる | |
| 満月に近い月・翌1:25に沈む | 翌1:30〜翌4:20 | 翌1:30 ペルセウス座(ほぼ真上) | — | ○ 見られる | |
| 満月に近い月・翌2:25に沈む | 翌2:30〜翌4:20 | 翌2:30 ぎょしゃ座(ほぼ真上) | — | ○ 見られる | |
| 満月に近い月・翌3:30に沈む | 翌3:30〜翌4:20 | 翌3:30 ぎょしゃ座(ほぼ真上) | — | △ 短時間 | |
| 満月に近い月・一晩じゅう出ている | — | — | — | × 月明かり | |
| 満月・一晩じゅう出ている | — | — | — | × 月明かり | |
| 満月・一晩じゅう出ている | — | — | — | × 月明かり | |
| 満月に近い月・一晩じゅう出ている | — | — | — | × 月明かり | |
| 満月に近い月・一晩じゅう出ている | — | — | — | × 月明かり | |
| 満月に近い月・19:00に昇る | 18:20〜18:50 | 18:20 はくちょう座(ほぼ真上) | — | △ 短時間 | |
| 満月に近い月・20:05に昇る | 18:20〜20:00 | 18:20 はくちょう座(ほぼ真上) | — | ○ 見られる | |
| 半月・21:15に昇る | 18:20〜21:10 | 18:20 はくちょう座(ほぼ真上) | — | ○ 見られる |
見方:「見やすい時間」は、空が十分に暗く(太陽が地平線の下18°より深い)、月が沈んでいて、天の川が十分な高さにある時間です。明るい部分(いて座〜はくちょう座)は低めの位置でも、淡い部分は高い位置にあるときだけ数えます。「見ごろの空」は、その夜でいちばん見やすい時刻と、そのとき最も高い部分です。「中心部」の欄は、いて座の方向にある天の川銀河の中心が、地平線から15°以上の高さにある時間です。
判定:◎ 見ごろ(3時間以上・明るい部分も高い)/○ 見られる(1時間半以上)/△ 短時間/× 月明かりなどで見えにくい
見つけるための、
6つのコツ。
出かける前と、現地で役立つコツです。
月のない夜を選ぶ
新月の前後数日が狙い目です。半月のころは、月が沈んだ後か、昇る前を狙います。
日別の一覧で探す →街明かりから離れる
見たい方向に街の明かりがない、空の開けた場所を選びましょう。街から離れるほど、帯の濃淡まで見えてきます。
星空スポットを探す →目を暗さに慣らす
暗い場所で10分以上、できれば20〜30分待ちます。スマホの明るい画面を見ると暗さへの慣れが失われるので、画面はいちばん暗くし、手元を照らすときは赤いライトを使います。
高さは手で測る
腕をまっすぐ伸ばした握りこぶし1つ分が、空ではおよそ10°。高さ30°なら、地平線からこぶし3つ分です。
空の図で高さを確かめる →季節の目印をたどる
夏〜秋の宵は、ベガ・デネブ・アルタイルの「夏の大三角」の中を天の川が通り、北東のカシオペヤ座へ続きます。冬の宵は、カペラからオリオン座の東側を通って、シリウスの近くへのびます。
雲と見分ける
天の川は白っぽい淡い帯で、時間がたっても形が変わらず、星が透けて見えます。雲は流れ、星を隠します。淡い光は、視線を少し横にずらすと見えやすくなります(そらし目)。
見に行く前に
知りたいこと。
よく聞かれる質問をまとめました。
天の川は何月に見られる?
一年じゅう見られます。いちばん明るい夏の天の川(いて座〜はくちょう座)は、春(3〜5月)は夜半〜明け方、夏(6〜8月)は夜、秋から初冬(9〜12月)は宵に見られます。天の川の中心部(いて座)は、5〜6月は夜半前後、7〜8月は宵のうちに南の低い空に見えます。1〜2月の宵は、頭の上に秋〜冬の淡い天の川が見えます。どの季節も、新月前後の月のない夜が狙い目です。
どの方角を見ればいい?
天の川は空を横切る帯なので、見る方角は季節と時刻で変わります。21時ごろでいうと、8月は南の低い空から東の高い空を通って北東へ、10月は南西から頭の上を通って北東へ、1月は北西から頭の真上を通って南東へのびます。一晩のうちは地球の自転で東から西へ動き、季節が進むと地球の公転で、同じ時刻の位置が少しずつ西へずれていきます。
東京など、街の中でも見える?
都市の中心部では、まず見えません。郊外でも、街明かりのある方向の空は見えにくくなります。表示時刻は近くの暗い場所でもそのまま使えます。
月が出ていると見えない?
満月の前後は、暗い場所でも天の川はほとんど見えません。半月のころなら、上弦は月が沈んだ夜半以降、下弦は月が昇る前の宵のうちが狙えます。このページの「見やすい時間」は、月が沈んでいる時間だけを数えています。
写真のような色で見える?
肉眼では、白っぽい淡い雲のような帯に見えます。写真の色や濃さは、長い時間光をためる撮影と画像処理によるものです。暗い場所で目が慣れると、帯の濃淡や、中を走る暗い筋が見えてきます。
表示はどのくらい正確?
見やすい時間は10分刻みで計算しています。月の出入りは5分単位で表示しており、国立天文台 暦計算室の値との差は、確かめた範囲で1分以内でした。ただし山や建物、地平線近くのかすみは計算していないため、実際に見え始める時刻は数分〜十数分ずれることがあります。
どう計算しているか
空が暗い時間:太陽の中心が地平線の下18°より深い時間(夕方の天文薄明が終わってから、明け方の天文薄明が始まるまで)です。
月:月の中心が地平線の下にある時間を「月がない」としています。月の出入りの時刻は、国立天文台 暦計算室の値と照らし合わせています。
天の川:天の川の中心線に沿って各部分の高さを計算しています。明るい部分(いて座〜はくちょう座)は低めの位置でも、淡い部分は高い位置にあるときだけ見やすいと判定します。中心部は、地平線から15°以上の高さにある時間を数えます。それより低いと、地平線近くのかすみや街明かりで見えにくくなるためです。
計算に含まないもの:雲、街明かり、山や建物、地平線近くのかすみ。
計算期間:2026〜2031年/ページを開いた日の夜を自動で表示します。
