スペースX社(米国)|クルードラゴンで行く地球周回の宇宙飛行と「3つの乗り方」【価格は非公表】

スペースX社(SpaceX)は、人を乗せて地球を回る宇宙船「クルードラゴン」を自社で運航している会社です。NASAの宇宙飛行士を運ぶほか、個人が宇宙船を1機まるごと借りる飛行を3回行い、アクシオム・スペース社などの民間ミッションの輸送も担ってきました。 座席や飛行の価格は公表されていません。大型宇宙船「スターシップ」は、まだ人を乗せて飛んだことがありません。

宇宙船 クルードラゴン(実際の搭乗は最大4人) 有人飛行 20回(2020年5月〜2026年2月・当サイト集計) 1機まるごとの民間飛行 3回(2021〜2025年) 期間 約3〜5日(民間飛行の実績) 価格 非公表 ⚠️ スターシップの有人飛行は未実施・日程未定
【最新】スターシップが初めて地球を回る軌道へ/NASAが輸送3回分を追加契約 2026年9月28日、スターシップの14回目の試験飛行で、機体が初めて地球を回る軌道に到達しました。人を乗せる飛行の日程は発表されていません。
9月18日には、NASAがクルードラゴンによるISSへの輸送3回分(Crew-15〜17)を9億4,600万ドルで追加し、契約の期間は2030年までに延びました。9月24日には、JAXAの諏訪理(すわ・まこと)さんが、2027年春以降に打ち上げるCrew-14のクルーに決まりました。
一方、個人が1機まるごと借りる飛行は、2025年4月の「フラム2」の後、新しい計画が発表されていません。
最終更新:| 根拠: スターシップ14回目の試験飛行(Space.com・2026年9月28日)/ NASAの追加契約(Space.com・2026年9月19日)/ Crew-14のクルー発表(NASA・2026年9月24日・一次) ※ 内容の正確性や最新性は保証できません。最終判断は必ず公式情報・該当企業にてご確認ください。当サイトは責任を負いません。

概要

スペースX社(SpaceX)は、2002年に創業した米国の宇宙企業で、本社はテキサス州スターベースにあります。2026年6月12日に米国のナスダック市場に上場しました。 ロケット「ファルコン9」と宇宙船「ドラゴン」を運用していて、2020年には民間企業の宇宙船として初めて、人をISSへ運びました。 出典: 上場の届出書(S-1・2026年5月・一次) / ドラゴン(公式) / Kotak Neo(上場)

NASAが自国の宇宙飛行士をISSへ運ぶのに使っている米国の宇宙船は、現在クルードラゴンだけです。もう1つの候補であるボーイング社の「スターライナー」は、NASAの運用飛行の認証をまだ受けていません。 出典: Space.com(2026年9月)

個人がスペースX社の宇宙船に乗る「3つの乗り方」(2026年10月1日時点)

乗り方中身実例・予定価格
A:1機まるごと借りる依頼者がクルー、行き先(高度・軌道)、実験を決めて飛ぶ。ISSには行かないインスピレーション4(2021年)、ポラリス・ドーン(2024年)、フラム2(2025年)。次の計画は未発表非公表
B:仲介企業の席を買うISSや民間宇宙ステーションへ行くミッションの席を、民間宇宙企業から買うアクシオム・スペース社のAx-1〜4はクルードラゴンで飛行。ヴァスト社は2027年のミッションでクルードラゴンを使うと発表。アクシオム・スペース社のAx-5とボイジャー・テクノロジーズ社のVOYG-1は、NASAの発表に宇宙船の記載なし各社とも非公表(報道や会社の説明あり)
C:将来のスターシップ公式サイトで、月から200km以内を飛ぶ7日間の旅(最大12人)などを紹介人を乗せた飛行はまだない。日程は未定非公表

出典: 有人宇宙飛行(公式) / NASA(民間宇宙飛行士ミッション) / NASA(VOYG-1の選定) / ヴァスト社(公式)

【現状:2026年10月1日】政府の宇宙機関が1機を借り切る例もあります。欧州宇宙機関(ESA)は2026年3月、欧州の宇宙飛行士4人でISSへ行くミッションを、2028年初めにクルードラゴンで行う計画を発表しました。10月1日(米東部時間)には、NASAのCrew-13の打上げが予定されています。 出典: N2YO(ESAの計画) / Space.com(Crew-13)

仕様・基本情報(クルードラゴン)

宇宙船 クルードラゴン。人が乗れる機体は5機(エンデバー、レジリエンス、エンデュランス、フリーダム、グレース)で、2025年6月のAx-4で初めて飛んだグレースが、最後の5機目とされています。 出典: Spaceflight Now(2025年6月)
大きさ 高さ8.1m(下部の「トランク」を含む)、直径4m。人が乗る部分の容積は9.3m³です。 出典: ドラゴン(公式)
定員 公式には最大7人です。ただし、これまでの有人飛行は民間の飛行も含めてすべて4人以下です(当サイト確認)。 出典: ドラゴン(公式)
ロケット・発射場 スペースX社のファルコン9ロケットで、米フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター39A発射台や、ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げます。 出典: NASA(Crew-11の打上げ) / Space.com(Crew-13)
期間・高度(民間飛行の実績) 1機まるごとの民間飛行は約3〜5日でした。高度は約585km(インスピレーション4)、最高約1,400km(ポラリス・ドーン)、北極と南極の上を通る軌道(フラム2)など、ミッションごとに違います。ISSの高度は約400kmです。滞在中はずっと無重量(微小重力)です。 出典: GeekWire / Space.com(ポラリス・ドーン) / Fram2(英語版ウィキペディア)
窓 民間の飛行では、ISSとつなぐための部分を外して、地球を見渡せるドーム型の窓(キューポラ)を付けた例があります(フラム2など)。 出典: Space.com(フラム2の発表)
帰還 パラシュートで海に着水し、回収船で引き上げます。2025年からは主に米カリフォルニア州沖で回収しています。宇宙船の下部(トランク)の破片が陸地に落ちた例が続いたため、2024年7月に変更が発表されました。人が乗った便で最初に太平洋に着水したのはフラム2(2025年4月4日)です。 出典: Space.com(2024年7月) / NBC San Diego(フラム2の着水)
実績 2020年5月の最初の有人試験飛行から2026年2月のCrew-12まで、有人飛行は20回です(当サイト集計)。上場の届出書では「2020年以降、20か国の78人のクルーを安全に運んだ」としています。この78人は、同じ人が何度か乗った分も数えた延べ人数とみられます。2020年以降、乗っている人が亡くなる事故は起きていません。 出典: 上場の届出書(S-1・一次)
訓練 訓練の期間や内容は公表されていません。発表から打上げまでの期間は、インスピレーション4(2021年2月1日発表)とフラム2(2024年8月12日発表)が、どちらも約7か月半でした。 出典: AP通信(インスピレーション4の発表) / Space.com(フラム2の発表)

1機まるごとの民間飛行の実績(2026年10月1日時点)

ミッション打上げ → 帰還期間・軌道クルー主な特徴
インスピレーション42021年9月15日(米東部時間)→ 9月18日、米フロリダ州沖の大西洋に着水約3日・高度約585kmジャレッド・アイザックマン(船長・費用負担)、シアン・プロクター、ヘイリー・アルセノー、クリス・センブロスキー全員が職業宇宙飛行士ではない初の地球周回飛行。小児病院への寄付を集める目的。費用は非公表
ポラリス・ドーン2024年9月10日 → 9月15日、米フロリダ州沖に着水約5日・最高高度約1,400kmジャレッド・アイザックマン(船長・費用負担)、スコット・ポティート、サラ・ギリス、アナ・メノン(ギリス氏とメノン氏はスペースX社の社員)9月12日に民間で初めての船外活動(アイザックマン氏とギリス氏)。アポロ計画以降で、人が地球から最も離れた飛行。費用は非公表
フラム22025年3月31日(米東部時間。日本時間4月1日)→ 4月4日、米カリフォルニア州沖の太平洋に着水約3日半・北極と南極の上を通る軌道チュン・ワン(マルタ、ミッションの船長・費用負担)、ヤニッケ・ミケルセン(ノルウェー、宇宙船の機長)、ラベア・ロッゲ(ドイツ)、エリック・フィリップス(オーストラリア)人が乗った初めての極軌道の飛行。宇宙で初めて人のX線写真を撮影。4人とも初飛行で、全員が米国以外の国籍。費用は非公表

※ ポラリス計画は、ドラゴンでの2回目の飛行とスターシップでの飛行も予定していましたが、2026年10月1日時点で日程は発表されていません。計画を率いたアイザックマン氏は、2025年12月にNASA長官に就任しました。 出典: AP通信 / GeekWire / Space.com / Fram2(英語版ウィキペディア) / SpacePolicyOnline(NASA長官就任)

※ 数値は公式発表・NASAの資料を優先しています。将来の計画は変更される可能性があります。

体験内容(含まれるもの/含まれないもの)

ここでは、1機まるごと借りる飛行(乗り方A)について、これまでの実例から分かる範囲をまとめています。席単位の乗り方(B)は、アクシオム・スペース社とヴァスト社のページをご覧ください。

実例から分かること

  • ファルコン9ロケットでの打上げから、着水・回収までの運航出典:AP通信
  • 行き先の高度や軌道、船内の実験などを、依頼者の目的に合わせて設計(高い軌道、船外活動、極軌道の例)出典:Space.com / Space.com
  • 地球を見渡せるドーム型の窓(キューポラ)を付けた例出典:Space.com
  • 飛行前の訓練。発表から打上げまでは約7か月半の例がある出典:Space.com

含まれないもの・要確認

  • 価格、支払いの時期、キャンセル・返金の条件(公式には非公開)出典:契約時の条件
  • 訓練の期間・場所と、その間の渡航費・滞在費の扱い出典:契約時の条件
  • 健康の基準、保険、健康上の理由で搭乗できなくなった場合の扱い出典:契約時の条件
  • 実験の機材や、船外活動用の宇宙服など、ミッションの中身に応じた追加の費用出典:契約時の条件

条件・備考

  • 米国の航空当局(FAA)は、宇宙船が乗客にとって安全だと認証していない。乗る人は、危険について書面で説明を受けて同意する出典:米議会調査局(R48050)
  • ISSへ行く民間ミッションでは、クルーにNASAとISSの各国の宇宙機関の承認が必要。1機まるごとの飛行はISSに行かないため、この審査の対象ではない出典:NASA(民間宇宙飛行士ミッション)
  • 4人で数日間、容積9.3m³の船内だけで過ごす(ステーションには立ち寄らない)出典:ドラゴン(公式)

価格・開始時期(最新)

価格の目安(2026年10月1日時点)

スペースX社は、1機まるごとの飛行の価格も、座席の価格も公表したことがありません。

  • インスピレーション4:費用を負担したアイザックマン氏は金額を明かさず、「寄付の見込み額は飛行の費用を大きく上回る」と説明しました(2021年2月)。報道の推定は「1億ドル超」から「少なくとも2億ドル」まで幅があります出典:AP通信 / GeekWire / Inverse
  • ポラリス・ドーン、フラム2:当サイトで確認した範囲では、金額は公表されていません

※ よく見かける「2億ドル」は、インスピレーション4で集めることを目指した寄付の目標額と同じ数字です。飛行の費用と混同しないよう注意してください。

参考:NASAは2026年9月、ISSへの輸送3回分を9億4,600万ドルで追加しました。単純に割ると1回あたり約3億1,500万ドル(1ドル=150円で約470億円)です。ただし地上での運用や回収なども含む政府向けの契約で、個人向けの価格ではありません。 出典:Space.com

参考(席単位):アクシオム・スペース社の席は、2025年の報道で1席6,500万〜7,000万ドル規模です。ヴァスト社は2025年11月、1人を宇宙へ送る費用を1億ドル未満と説明しています。 出典: NBC News(AP) / Business Insider / eNCA(AFP)

開始時期(計画)

  • クルードラゴン:運航中。1機まるごとの民間飛行は2021〜2025年に3回行われ、次の計画は2026年10月1日時点で発表されていません
  • スターシップ:2026年9月28日の14回目の試験飛行で、初めて地球を回る軌道に到達しました。人を乗せる飛行の日程は発表されていません出典:Space.com
  • NASAの月着陸:NASAは2026年2月に計画を見直しました。2027年のアルテミス3は、地球の近くで月着陸船とのドッキングを試す飛行になり、人の月着陸はアルテミス4(2028年の目標)とされています。月着陸船はスペースX社とブルー・オリジン社が開発しています出典:CNN(KVIA)
  • マスク氏の発言:2026年2月、火星より先に月の「自ら成長する都市」づくりを優先すると述べ、人を乗せない月着陸を2027年3月に目指すとしました出典:FOX 9

※ スターシップで月の周りを回る前澤友作さんの「dearMoon(ディアムーン)」は、2023年の予定でしたが、2024年6月に中止されました(下の「日本との関係」を参照)。

予約・規約

申込みの流れ(公開情報ベース)
  • 公式サイトの有人宇宙飛行のページには、スターシップの有人ミッションへの参加を申し込むボタン(英語の表記は「Join a Starship human spaceflight mission now」)があります。航空券のようにその場で予約が確定する仕組みではなく、価格や応募の条件は書かれていません。 出典:有人宇宙飛行(公式)
  • クルードラゴンを1機まるごと借りる飛行の専用の窓口は、2026年10月1日時点で公式サイトに案内されていません。インスピレーション4は、アイザックマン氏がスペースX社から飛行を買う形で実現しました。 出典:AP通信
  • ISSや民間宇宙ステーションへ席単位で行きたい場合は、アクシオム・スペース社やヴァスト社などの窓口に問い合わせます。
  • スペースX社には日本語の申込みページはありません。

※ 実際の申込みの流れ・条件・順番は変わる可能性があります。必ず公式の最新案内を確認してください。

予約金・キャンセル・返金

スペースX社は、予約金の金額や返金の条件を公表していません。支払いの時期、キャンセルや延期のときの扱いは、契約の前に必ず書面で確認してください。 出典:有人宇宙飛行(公式)

米国の安全ルール(FAA)
  • 米国の航空当局(FAA)は、民間の宇宙船が乗客にとって安全だと認証していません。会社は乗る人に、宇宙船の安全の実績や打上げ・帰還の危険を書面で説明し、「米国政府はこの宇宙船を認証していない」ことも伝えます。
  • 乗る人は、会社や米国政府などとの間で、事故のときに互いに損害賠償を請求しない取り決めを結びます。
  • 乗客の安全に関する本格的な規制をFAAが作ることは、「学習期間」として2028年1月1日まで制限されています。この期限はこれまで何度も延ばされてきており、2023年には2031年まで延ばす法案も議会に出されました。

出典: 米議会調査局(R48050・2025年5月) / 米議会調査局(IF12508・2025年2月)

延期・日程の変更

スターシップで月の周りを回る「dearMoon」は、2018年の発表時は2023年の予定でしたが、2024年6月に中止されました。2020年2月に宇宙旅行会社スペース・アドベンチャーズ社と発表した、クルードラゴンでの民間飛行(2021〜2022年に開始予定)も実現していません。発表された計画が、そのとおり実行されるとは限りません。 出典: SpacePolicyOnline / TechCrunch(2020年2月)

会社と計画に関する注意点

NASAの宇宙飛行士の輸送も、アクシオム・スペース社のこれまでの民間ミッションも、ヴァスト社が予定しているミッションも、クルードラゴンを使っています(または使う予定です。アクシオム・スペース社のAx-5は公式発表に宇宙船の記載なし)。宇宙船に問題が起きた場合、複数のミッションの日程がまとめて影響を受ける可能性があります。

2025年6月、トランプ大統領が政府との契約の打ち切りに触れたことを受けて、マスク氏はSNSで「ドラゴンの退役を直ちに始める」と投稿し、数時間後に撤回しました。 出典: WLOS(2025年6月)

スペースX社は2026年6月に上場し、事業の状況を届出書などで公開するようになりました。NASAの輸送の契約は2030年までで、NASAはISSを2030年まで運用する方針です。大型の契約になるため、日程・費用・条件の最新状況を、契約前に確認してください。 出典: Space.com / NASA(ISSの運用計画FAQ)

日本との関係

JAXAの宇宙飛行士

JAXAの宇宙飛行士は、これまで6人がクルードラゴンでISSへ向かいました。野口聡一さん(Crew-1・2020年)、星出彰彦さん(Crew-2・2021年)、若田光一さん(Crew-5・2022年)、古川聡さん(Crew-7・2023年)、大西卓哉さん(Crew-10・2025年)、油井亀美也さん(Crew-11・2025年)です。 次は諏訪理さんが、2027年春以降のCrew-14で初めて宇宙へ向かう予定です。 出典: JAXA(宇宙飛行士) / NASA(Crew-14)

前澤友作さんの「dearMoon」

2018年に発表された、スターシップで月の周りを回る計画です。2023年の予定でしたが、2024年6月1日に中止されました。前澤さんは「この状況では自分の将来の計画を立てられず、クルーをこれ以上待たせるのも心苦しい」という趣旨を説明しています。 なお、前澤さんが2021年12月にISSを訪れたのはロシアのソユーズ宇宙船で、スペースX社の宇宙船ではありません。 出典: SpacePolicyOnline / dearMoonの発表(2024年6月1日・一次) / NBC News(2021年12月)

日本の民間人の搭乗

2026年10月1日時点で、クルードラゴンに乗った日本の民間人は確認できていません(当サイト調べ)。日本から席単位で目指す場合の窓口として、アクシオム・スペース社の日本法人や、ヴァスト社と基本合意を結んだ有人宇宙システム(JAMSS)があります。

よくある質問

スペースX社に直接申し込めますか?

公式サイトにはスターシップの有人ミッションへの参加を申し込むボタンがありますが、その場で予約が確定する仕組みではなく、価格や条件も書かれていません。クルードラゴンを1機まるごと借りる飛行の専用窓口は、2026年10月1日時点で案内されていません。席単位で乗りたい場合は、アクシオム・スペース社やヴァスト社などに問い合わせます。 出典: 有人宇宙飛行(公式)

1回の飛行はいくらですか?

公式の価格はありません。インスピレーション4の費用も非公表で、報道の推定は「1億ドル超」から「少なくとも2億ドル」まで幅があります。参考として、NASAの2026年9月の追加契約は3回分で9億4,600万ドル(1回あたり約3億1,500万ドル、地上での運用なども含む)です。 出典: GeekWire / Inverse / Space.com

米国人以外でも乗れますか?

2025年のフラム2は、マルタ、ノルウェー、ドイツ、オーストラリアの国籍の4人で飛び、全員が米国以外の国籍でした。ただし、契約や訓練の条件は公表されていません。日本語の窓口はありません。 出典: Space.com(フラム2の発表)

宇宙には何日くらいいて、どこに帰ってきますか?

1機まるごとの民間飛行は約3〜5日でした。帰りはパラシュートで海に着水し、2025年からは主に米カリフォルニア州沖で回収しています。ISSへ行く民間ミッションは、ISSに最大14日間滞在する予定で計画されます。 出典: Space.com / NASA(民間宇宙飛行士ミッション)

スターシップで月旅行に行けますか?

2026年10月1日時点で、スターシップは人を乗せて飛んだことがなく、人を乗せる飛行の日程も価格も発表されていません。9月28日に初めて地球を回る軌道に届いた段階です。前澤友作さんの月の周りを回る計画「dearMoon」は、2024年に中止されています。 出典: Space.com / SpacePolicyOnline

アクシオム・スペース社やヴァスト社とは何が違いますか?

スペースX社は、宇宙船を持ち、自社で運航する会社です。アクシオム・スペース社やヴァスト社は、ISSや自社の宇宙ステーションへ行くミッションを企画し、席を販売する会社で、人の往復にはクルードラゴンを使ってきました(または使うと発表しています)。スペースX社の飛行はISSに行かずに宇宙船の中だけで過ごし、両社のミッションはステーションに滞在します。 出典: アクシオム・スペース社のページ / ヴァスト社のページ

安全性は国が確認しているのですか?

米国の航空当局(FAA)は、民間の宇宙船が乗客にとって安全だと認証していません。乗る人は危険について書面で説明を受け、同意したうえで乗ります。NASAは自国の宇宙飛行士の輸送にクルードラゴンを使っていますが、それは民間の飛行の安全を国が保証するものではありません。2020年以降、クルードラゴンで乗っている人が亡くなる事故は起きていません。 出典: 米議会調査局(R48050) / 上場の届出書(S-1)

次の一歩

※ ISSへの民間ミッションは、アクシオム・スペース社のAx-5(2027年1月以降)、ヴァスト社のVast-PAM-1(2027年夏以降)、ボイジャー・テクノロジーズ社のVOYG-1(2028年以降)がNASAに選ばれています。いずれも計画の変更や延期の可能性があるため、申込みの前に各社の最新の公式情報を確認してください。参考:NASA(2026年8月31日更新)

※ 本ページの内容は一次情報に基づき更新していますが、正確性・最新性を保証できません。最終判断は必ず公式情報・該当企業にてご確認ください。詳細は 利用規約 をご覧ください。

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出典・クレジット

一次情報・公式資料

報道・参考資料

更新履歴

2026年10月1日:ページを新規作成

スペースX社とNASAの一次情報をもとに、スペースX社の宇宙船に乗る3つの方法、クルードラゴンの仕様と実績、1機まるごとの民間飛行3回(インスピレーション4、ポラリス・ドーン、フラム2)、価格が公表されていないことと報道の推定、スターシップの現状(2026年9月28日に初めて軌道に到達)、米国の安全ルール(FAA)、JAXAの宇宙飛行士とdearMoonの中止、会社と計画に関する注意点を整理しました。

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