SOLAR SYSTEM / ひとつの星の家族
太陽系とは?惑星と準惑星
太陽の重力で結びつくのは、8つの惑星だけではありません。準惑星と小天体まで図で見分けましょう。
30秒でわかる答え
太陽系は、太陽と、その重力に引かれて運動する惑星・準惑星・衛星・小天体などの集まりです。惑星は8つで、海王星より外側にも多くの天体があります。
- 惑星
- 8個IAUの2006年決議による惑星の定義
- 太陽と地球の平均距離
- 1 AU約1億5000万km。1 AU(天文単位)は正確に149,597,870,700 mと定義
- 海王星の軌道
- 約30 AUこの先にも小天体が広がる
ILLUSTRATED JOURNEY
3枚の絵で理解する
惑星、準惑星、小さな天体の順に、3枚の絵で太陽系の仲間を見分けます。図は大きさや距離を調整した模式図です(02の絵の「大きさ比べ」だけは実際の比率)。
太陽のまわりを8つの惑星が公転する
水星から海王星までの8惑星は、太陽の周りをそれぞれ違う周期で回っています。
太陽は惑星とは違い、自ら光る恒星です。
冥王星やケレスは準惑星
準惑星は太陽を回り、ほぼ丸い形ですが、軌道の近くにあるほかの天体を重力的に支配していません。
「準惑星」は、単に小さな惑星という意味ではありません。
小さな天体も太陽系の一員
小惑星、彗星、流星体、衛星などがあり、カイパーベルトやさらに遠方にも天体が広がっています。
衛星は惑星や準惑星などを回る天体で、惑星の数には入りません。
TOUCH AND DISCOVER
押して分類しよう:太陽系の仲間
分類ボタンを選ぶと、注目する天体・代表例・分類上の注意が切り替わります。
分類を選ぶ
IAUの3条件を満たす8つの天体。代表:地球・木星・海王星。
太陽の周りを回り、ほぼ丸く、軌道の近くの天体を重力で支配しています。
天体の大きさ・軌道の間隔は実寸比ではありません。
LEARN AT YOUR LEVEL
宇宙のふしぎを、もう少し。
入門から少し専門的な話題まで。4つの段階で、知っておきたいポイントを短く紹介します。
太陽系には何がある?
まず太陽と、その周りを回る仲間を知ろう。
- 太陽は光と熱を出す恒星で、地球は太陽を回る惑星。
- 月は地球の衛星で、太陽を直接回る惑星ではない。
惑星と準惑星の分かれ目
見た目の丸さだけで惑星とは決まりません。
- 惑星は太陽を公転し、十分な質量でほぼ丸くなり、軌道の近くの天体を重力的に支配している。
- 準惑星は太陽を公転し、ほぼ丸いが、軌道の近くを支配しておらず、衛星でもない。
太陽系の力学と分布
軌道や位置をもう少し正確に考えます。
- 惑星の軌道は、太陽の中心を固定した焦点とする厳密な楕円でもない。太陽系の重心の運動や、惑星どうしの重力の影響を受ける。
- 小惑星帯は火星と木星の間、カイパーベルトは海王星の外側にある。
専門惑星の定義は観測にも依存する
分類と天体力学を結びつけます。
太陽系重心:R = Σ(mᵢ rᵢ) / Σmᵢ
- 「軌道近傍の掃き清め」は、小天体がゼロという意味ではなく、重力的な支配の程度を指す。
- 準惑星の候補は、形・質量・軌道の観測が難しく、分類が保留されることがある。
太陽系外惑星をこの決議の文言にそのまま当てはめることはできません。
1 QUESTION CHECK
図のあとに、1問だけ
冥王星が現在「惑星」でなく「準惑星」に分類される主な理由は?
答えを1つ選んでください。
COMMON QUESTIONS
よくある誤解
惑星は8つで確定したの?
海王星より外は太陽系ではない?
科学的な前提と出典
惑星の数はIAUの2006年決議に基づきます。図は太陽を中心にした模式的な配置で、天体の大きさ・距離・時間は同じ縮尺ではありません。ただし、02の絵の「大きさ比べ」の部分だけは直径の比率を実際どおりにしています。「軌道近傍を支配」は、近くに天体がまったくないという意味ではありません。準惑星の候補や太陽系の外縁の推定は、研究によって更新されます。
資料確認日:2026-10-16
